著者による『効果検証入門(安井翔太氏)』の解説動画
『効果検証入門(著:安井翔太氏)』を読んでいます。
本人による解説動画があったので、メモとして記載しておきます。
動画
『効果検証入門から見直すデータサイエンス』株式会社サイバーエージェント 安井 翔太氏(2020年8月28日webセミナー)
- 上記の動画は、因果推論・計量経済学を使った効果の検証についての入門の入門みたいな話。
- 動画としては1時間程度あるが、途中・最後10分程度は質疑応答があるので、実質40分程度の講義
- なぜ、因果推論が大切なのか(「効果の検証」「データのバイアスの無視」など)を説明してくれる。因果推論によって、リスクの理解と対策が可能になる。
動画の目次
動画の目次は以下の通り。
- 効果検証の入門
- 効果検証の考え方に基づくデータサイエンスに対する2つの疑問
- 効果の出せるデータサイエンス
動画の資料
効果検証入門のレビュー動画
また、以下は、『効果検証入門(著:安井翔太氏)』のレビュー動画。概要を掴むのにはおすすめ。
『効果検証入門』で学べること
- データに潜む「バイアス」を知る
- バイアスを除く術を学ぶ
本の目次
嘘っぱちの効果とそれを見抜けないデータ分析
1 章 セレクションバイアスとRCT
1.1 セレクションバイアスとは
1.2 RCT(Randomized Controlled Trial)
1.3 効果を測る理想的な方法
1.4 R によるメールマーケティングの効果の検証
1.5 ビジネスにおける因果推論の必要性
2 章 介入効果を測るための回帰分析
2.1 回帰分析の導入
2.2 回帰分析におけるバイアス
2.3 回帰分析を利用した探索的な効果検証
2.4 回帰分析に関するさまざまな議論
3 章 傾向スコアを用いた分析
3.1 傾向スコアのしくみ
3.2 傾向スコアを利用した効果の推定
3.3 機械学習を利用したメールマーケティング施策の効果推定
3.4 LaLonde データセットの分析
4 章 差分の差分法(DID)とCausalImpact
4.1 DID(差分の差分法)
4.2 CausalImpact
4.3 大規模禁煙キャンペーンがもたらすタバコの売上への影響
4.4 不完全な実験を補佐する
5 章 回帰不連続デザイン(RDD)
5.1 ルールが生み出すセレクションバイアス
5.2 回帰不連続デザイン(RDD)
5.3 nonparametric RDD
5.4 回帰不連続デザインの仮定
5.5 ビジネスにおける介入割り当てルール
以上になります。