クリエイティブコーディング(p5.js)入門(高尾俊介)第5回

以下の講義を進めていきます。

【2020後期】プログラミングB – Takawo Shunsuke | 高尾俊介

今回は第5回目。

授業の狙い
プログラミングは現代社会のさまざまな場で使われています.「プログラミング」は便利で役に立つアプリを作るためだけのものではありません.

風景を観て絵を描いたり,印象的な出来事を詩で詠うことと同じように,表現のための道具としてプログラミングを捉える「クリエイティブコーディング」と呼ばれる分野は近年新しい表現の手法として注目されています.これはプログラミングを専門家(プログラマ)だけのものではなく,私たちのような創造的生活者へとひらくものです.

この授業ではJavaScriptで動作するクリエイティブコーディング環境p5.jsでウェブ上で動作するインタラクティブなコンテンツ制作の基礎を学びます.

 

第5回の講義のリンクはこちら。

内容は繰り返し処理。
ポイントは「条件を満たすとき,処理を行い,条件に関わる値を更新する」とのこと。

プログラミングの基本構造は、以下の通り。

1. 逐次実行
(上から順番に一つずつ処理を行う)

2. 条件分岐
(真偽に応じて処理を分岐させる)

3. 繰り返し
(条件を満たすとき,処理を行い,条件に関わる値を更新する)

この3つを繰り返して構造を作っていく。

 

今回の繰り返しの基本はこれ。

for (①初期値の設定; ②条件式; ③実行後の初期値を操作) {
//条件が満たされる範囲において実行
}

 

例えば、10回繰り返すのであれば、以下のような感じ。

 for (let i = 0; i < 10; i = i + 1) {

}

上記を使って作成したものがこちら。

f:id:techtack:20211012214822p:plain

openprocessing.org

 

以上になります。