【感想】データ・ドリブン社会の創発と戦略(安宅和人) 第12回目講義
本日は、慶應義塾大学の安宅先生の
『データ・ドリブン社会の創発と戦略』の第11回目の振り返りになります。
第12回のリンクはこちら。↓
本講義における気づき
1)インフルエンザの患者予測
検索データから、インフルエンザの患者数を予測できるということに驚いた。
検索データは、ユーザーの関心・ニーズを直接的に反映する珍しいデータである。
→事象の予測に、効果的に用いることができる。
インフルはモデル化できるということ。
2019年の講義なので、新型コロナウイルスの影響がなかったときのことなので、このモデルが今時点でどの程度予測できるのか、気になる(前提がかなり違うので、ほとんど機能しなくなるのか?それともある程度の精度で予測できるのか?)。
#インフルエンザの患者数は、1000万人/年とかなり多い。知らなかった。
平均すると、10年に一度かかるイメージ。感覚的に確かにあう。
2)バリューマトリックス
答えの出す価値のない問いは、あまりにも多い。
「イシューからはじめよ」のキーメッセージ。
この講義で、何度も繰り返されているがやはりそれほど重要。
3)安宅先生の口癖
「…というのが僕の見解なんですが。」という
例えば、以下のような使い方。
「ここ30年、日本社会が停滞していたのは、犬の道信者が多かったことが要因の一つだというのが僕の見解なんですが」
学生に自分なりの見方を作って欲しいという意識の現れな気がする。
4)アタリマエのことを無意識レベルに
エクセルを用いた分析方法について、過剰なくらい丁寧な説明をしていた。
安宅先生もコメントしていた通り、普通はそういうことをしないが、次回の課題および将来的にこういうところがスムーズにできないと、話にならないということで、一旦時間をかけてやるよう。
高度なことをやるときは、アタリマエのことを無意識レベルにできないと、話にならないということだなと思う。
以上で、今回の講義は終わりです。残り2回になりました。
最後までやりきります。